タマネギを磨きます

台風7号が沖縄に接近している7月2日に南あわじ圃場に入り、タマネギ小屋に保管・乾燥していたコンテナを軽トラに積んで作業所に持ち帰り、磨きます。

「磨き」と言うのはタマネギに付着している土を落とす作業のことで、軍手を着け玉を両手の平でクルクル回して行います。タマネギのお化粧です。赤銅色と言う表現が好きですが、ピカッと光る充実した玉はなんとも言えず美しいです。

タマネギ農家さんは磨きからサイズ別に選別するまでの工程をこなす専用の道具を使って、大量の処理を瞬時にこなして行くのですが、わが方は全て手作業!一番よく使う親指の第一関節には手豆ができ肘は腱鞘炎です。

収穫したひと玉ひと玉を丁寧に磨いてやると乾いたパリパリと言う音が響き、一皮剥けて、赤銅色に輝く肌を表します。

しかし、玉のサイズはLは少しだけ、殆どがMとSサイズです。また、今回は丸玉スープサイズのサイズがやたらと多かったです。

右側が乾燥しただけの土のついたもの。それを磨くと左側の様に。
右側が乾燥しただけの土のついたもの。それを磨くと左側の様に。