9月の畑

田んぼの畦には曼珠沙華が花を咲かせています。

季節の移ろいは、異常気象という言葉が当たり前になっている昨今ではありますが、表向きはまだちゃんと巡っているように見えます。

こちらも、従来と変わる事なく、栽培適期表を参考にもう終盤を迎えた夏の畑を秋・冬に、そして来春に向け模様替えしました。

何と言っても今一番労力をかけているのはニンニクの植付けと玉ねぎの育苗です。

ニンニクは徳佐で収穫したものを種にしての植付けです。嘉定種で約25kg、ニューホワイト六片で約13kgが種にできました。条間20cmで4条の植え条を引き、株間15cmで鱗片を、延々と土中に押し込んで行きます。眼前の鱗片に集中して黙々と植えてゆくのがコツですが、腰の痛みにしばしの休憩は必須です。

タマネギは種を購入しての育苗です。今年久しぶりに早生の品種も1袋播いてみて、4月に生食用に出荷できるものに育つかテストしてみます。更に、晩生のケルセチンリッチのものを、これもテストで1袋播いてみることにしました。今年もメインは晩生の「もみじ3号」です。偶然ここ徳佐でも淡路島と同じ品種が定番で栽培されていることを知り、安心感から決めました。ただ、食味は淡路島産のものと比べると少し硬いような気がします。風土の違いの差なのか?

それでは、9月の畑で育てている、このほかの野菜をご紹介します。

上から順番に「ニンジン」「サツマイモ」「ラッカセイ」「黒ダイズ」「ジャガイモ」「ロメインレタス」「アスパラガス」「長ネギ」「ラッキョウ」「キクイモ」「オクラ」「二十日ダイコン」です。

29日〜30日には「食用ビーツ」を播種したばかりです。来月には「エンドウマメ」を枯れたトウモロコシの茎に巻きつかせて栽培してみようと思っています。