1月の畑

1月からの栽培は初めての経験です。昨年末、種を手配することから始めました。

まず「直播トンネル栽培」の野菜です。根菜ではコカブとダイコンそしてニンジン。葉物野菜ではコマツナにホウレンソウです。

写真は沖長澤(おきながさわ)の畑の様子です。一番右端のトンネルは1月7日にコカブ、1月20日にダイコンを播きました。コカブは約2週間かかり、1月20日に無事発芽。ダイコンは29日でした。

こちらは河屋久保(かやくぼ)・上段/下段の畑です。奥の方に小さく見えているトンネルには1月19日、ニンジンを播きました。今日現在、発芽はまだです。右手手前のトンネルには1月11日、コマツナとホウレンソウを播いています。1月21日に発芽しました。特にコマツナが元気です。

続いて、1月25日にジャガイモ「キタアカリ」の種イモを10kg入手しました。

こちらは浴光催芽と言われる一手間をかけます。

早速、窓際の光が差し込む場所に置きました。昼間は光に当て、夜は毛布をかけて保温し2〜3週間で5mm程度の太く強い芽を育て植え付けます。現在、凹み部分に小さな芽が育ち始めました。

最後は、ポットやセルトレイを使って植え付け適期苗まで育ててから畑に植え付ける野菜です。

異常な暖冬が幸いして外気温は高めといえども発芽適温は20℃〜30℃程度です。芽がでるまでは石油ストーブは炊きっぱなし、これで室温を20℃くらいで維持し、加温育苗器で更に30℃の環境を作ります。

加温育苗器に24個のポットでナスを、72穴のセルトレイではレタス、ブロッコリー、キャベツを育苗しています。

栽培スタートのポイントは「芽出し」と「健苗育成」だと考えています。特に育苗でよく失敗しています。芽が出てくれたと喜んだ後の環境づくりで失敗し、丈夫な苗に育てることができないのです。温度管理と外の環境に順次なじませて行かなくてはならないと分かっているのですが、間違ってヒョロヒョロと苗を徒長させてしまうわけです。生育温度に配慮し、お日様の元に出してやるように心がけたいと思います。

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